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【宅飲みのすゝめ】甲類焼酎は不味い安酒というのはウソ!

【宅飲みのすゝめ】甲類焼酎は不味い安酒というのはウソ!

自粛の波、旦那さんの健康を願い宅飲みできるようにメニュー表をつくるなんていう奥さんがSNSでも話題になりました。
そんな時代だからこそ、宅飲みを見直してみませんか?

宅飲みといえば缶チューハイ、缶ビール。既製品の日本酒やワインや焼酎……etcとか考えていませんか?
実はもっと楽しく美味しく飲めるんです!今回はそんな宅飲みの常識をひっくり返します!

ペットボトル焼酎の存在と思い出

一昔前、宅飲みといえば4リットルの甲類焼酎なんて言う時代がありました。実家に鎮座する4リットルのボトルの記憶が私にもあります。
今思えば、誰が飲んでいたのだろうと少しばかり疑問になりますが……。
空になったボトルに水を入れて荷重トレーニングしていた中学生時代なんてのも今や思い出ですね。今やボトルに代わって贅肉がたっぷりついてますし。

さてさて、スーパーや酒屋で見かけるペットボトル焼酎。
4リットルで2~3000円とべらぼうに安い事もあり、「工業用アルコールを薄めただけ」などという酷い言われをした事もあります。もちろんそんな事は一切ありませんが。
しかしながら厳しいもので、居酒屋でどんなに安い酒でも1杯380円などのお酒を飲むサラリーマンにとって4リットル2000円の焼酎なんていうものは異常に見えます。だからこそ、「そんなのはただの不味い安酒だ」となるのです。

そんなペットボトル焼酎ですが、「まずい」なんて噂が出たのは最近です。2003~4年頃でしょうか。
まだまだ最近ですよね。なぜこのような評価を受けたのか、まずは焼酎について少しだけお勉強しましょう。

甲類?乙類?焼酎の種類

まずは甲類と乙類、焼酎の種類についてです。味に特徴があるので、なんとなく知ってる人も居ると思いますが、しっかりとおさらいしましょう。
ビジネスマンにとってお酒はコミュニケーションツールのひとつです。触れる機会も多く、それとなく知っている気になりやすい分野でもあります。
しかし、だからこそ間違った知識を披露してしまえば評価はガタオチなんてことも…。
最近では甲類・乙類という表現すら正しくなかったりもしますから正しく学びましょう。

乙類焼酎(単式蒸留焼酎)

乙類焼酎と呼ばれていたモノは、2006年より単式蒸留焼酎と言います。(乙類もNGではないです)
その名の通り、単式蒸留機で蒸溜した焼酎で原料となる芋や麦の香味がしっかりしています。個性的な味わいなのも特徴ですね。

甲類焼酎(連続式蒸留焼酎)

甲類焼酎と呼ばれていたモノは、2006年より連続式蒸留焼酎と言います。(甲類もNGではないです)
その名の通り、連続式蒸留機で蒸溜した焼酎で原材料はとうもろこしや米、麦などが有名ですね。
また、1度アルコール度数を97%まで蒸留し、36%未満まで下げて商品化します。
アルコールと水以外の不純物が徹底的に取り除かれるので、甲類焼酎はピュアな味わいになります。
・・・これが工業用アルコールを水で薄めただけと言われる由来かもしれませんね。

甲類焼酎は不味い安酒ではない

少しだけ焼酎の歴史の話をしましょう。
日本に連続式蒸留機が登場したのは、おおよそ1900年頃だと言われています。
初の商品化にいたっては明治43年(=1910年)愛媛県の日本酒精という会社が干し芋を原料に蒸留した物が最初と言われています。
そして、この時の評価は今と真逆で高品質で安価で人気となり、「ハイカラ焼酎」と呼ばれました。

ビールとの遭遇とホッピーの誕生

甲類焼酎を語る上で避けられないのが、ビールの代用品としての姿です。
戦後、甲類焼酎をビール風飲料で割って飲む飲み方が生まれ、ビールの代用品として親しまれました。
しかし、若者には信じがたい話かもしれませんね。今なお残るホッピーもこの頃に誕生しました。
最大人気だったホッピーだけが今なお生き残り、その他多数の類似品は時代の流れとともに消えていったのです。

そんな「甲類焼酎+なにか」といった飲み方はやがて家庭にまで普及し、~2000年頃にかけて「4リットルのペットボトル焼酎」という存在をつくりあげました。

乙類焼酎の進化と焼酎ブーム

甲類焼酎が安酒と呼ばれるもう一つの理由は、対となる乙類焼酎の進化にもあると言えます。
乙類焼酎の品質向上により、2003~4年頃焼酎ブームが発生します。
これまで個性的な香りや味でマイナーだった乙類焼酎ですが、蒸留技術の発達によってその個性的な味や香りを楽しむレベルにまで昇華させました。
これにより、無味無臭とまで言われた甲類焼酎は安酒としてその地位を間違った評価で一気に落としたのです。
その勘違いが独り歩きした結果が今日の甲類焼酎の不思議な評価とも言えるでしょう。

宅飲みは最好のお酒を知る時間

ここまで読んでいただけた方には、ペットボトル焼酎が「ただの不味い安酒」という間違った認識を少しでも改めていただけたかと思います。
しかし、ぶっちゃけた話をしますとまだ「ただの安酒」だと思います。否定できたのは"不味い"の部分だけです。
それでは、本題。ペットボトル焼酎を最好の焼酎に変える話をしたいと思います。

  • アルコール度数は好みに合わせて自由自在
  • ベースが甲類焼酎なので味も自由自在
  • コストパフォーマンスは他の追随を許さない

アルコール度数は好みに合わせて自由自在

ペットボトル焼酎は主に20度と25度が主流で販売されています。値段はほとんど同じですが、度数が高いほうが気持ち高いです。
※製法の都合上、1度97%程まで高めた物を薄めているだけなので当然ですね。
20度の物をベースに使えば、5倍希釈(焼酎1割材4)で4%のアルコール飲料が誕生します。ビールや缶チューハイの少し強めなレベルですね。
もちろん微調整が可能なので、弱い人強い人、酔っ払いたい時など十人十色に楽しめます。

ベースが甲類焼酎なので味も自由自在

乙類焼酎と違い、その味と香りはほぼ無に近いです。
日本酒や乙類焼酎などと同様に楽しむ事はできませんが、最高の相方であるとも言えます。あらゆる割材の邪魔をせず引き立てる。それが甲類焼酎です。
ジュースで割ってもOK、カルピスなどの割材を使って焼酎+割材+水といった形も可能です。
水で薄めて飲むジュースは結構商品も多く、甲類焼酎1つあれば子供はジュース、自分はリキュールと同じ味で使い分けもできます。
自分で作るので味の濃薄もそうですが、気分によって味も変えられておすすめです。

コストパフォーマンスは他の追随を許さない

そして、なによりもこちら。宅飲みで高級なお酒も夢がありますが、常備酒としてそういった物を用意するというのはサラリーマンにとって難しい事だと思います。
すくなくとも私には難しいです笑
であれば基本は安く美味しくが鉄則です。そうなるともう甲類焼酎+αの自作リキュールを超える物はありません。

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